Unreal Engine 5(UE5)でのマテリアル作成は、ビジュアルを美しく仕上げるための重要な工程です。この記事では、マテリアルの基本となる「メインマテリアルノード」について解説します。特に、ベースカラー、メタリック、ラフネス、エミッシブカラーといった主要な項目について詳しく見ていきます。
メインマテリアルノードについて
メインマテリアルノードは、UE5のマテリアルエディターで最も重要なノードです。このノードを介して、マテリアルの見た目や反射率、光の反射具合など、物理的な特性を設定します。各プロパティに異なる値やテクスチャを割り当てることで、さまざまな表現が可能です。
メインマテリアルノードに含まれる主なパラメータは以下の通りです:
- ベースカラー
- メタリック
- ラフネス
- エミッシブカラー
それぞれのパラメータがどのような役割を果たすのか、次項で詳しく説明します。
ベースカラーについて
ベースカラーは、マテリアルが持つ基本的な色のことを指します。このカラーは、テクスチャを使用して設定することが多く、物体の見た目を大きく左右します。たとえば、木材、金属、石など、現実世界の素材を表現するためには、正確なベースカラーの設定が必要です。
ポイント:
- 白や黒に近いベースカラーを設定することで、他のプロパティ(メタリックやラフネス)の効果がより明確になります。
メタリックについて
メタリックは、物体が金属的な性質を持つかどうかを定義するパラメータです。金属であれば値を1に、非金属であれば値を0に設定します。金属特有の光の反射や、エネルギーの吸収・反射の違いを表現するために、この値は重要です。
- 値が0の場合、物体は絶縁体のように振る舞います(例:プラスチック、木材)。
- 値が1の場合、物体は金属のように反射が強くなり、周囲の環境を映し出します。


ラフネスについて
ラフネスは、表面の粗さをコントロールするパラメータです。滑らかさやツヤの具合を表現し、物体表面がどれだけ光を反射するかに影響を与えます。
- 値が0に近いほど、表面が滑らかで、反射が強くなります(例:鏡、ガラス)。
- 値が1に近いほど、表面が粗く、反射が少なくなります(例:石、コンクリート)。
エミッシブカラーについて
エミッシブカラーは、物体が自ら光を放つように見える効果を持たせるためのパラメータです。このパラメータに色を設定すると、その物体が光を放つように見え、暗闇でも視認可能になります。
エミッシブカラーの応用例:
- LEDライトやモニターの画面のように発光する表現
- 魔法やSF的な要素での特殊な光の演出
マテリアルの重要な設定項目について
マテリアルドメインについて
Surface
デフォルトで設定されているドメイン。メッシュの表面、メッシュの変形を中心としてい多くの用途で利用します。特別なことがない場合は変更することはありません。
Deferred Decal
デフォルトで設定されているドメイン。メッシュの表面、メッシュの変形を中心としてい多くの用途で利用します。特別なことがない場合は変更することはありません。
Light Function
デフォルトで設定されているドメイン。メッシュの表面、メッシュの変形を中心としてい多くの用途で利用します。特別なことがない場合は変更することはありません。
Volume
デフォルトで設定されているドメイン。メッシュの表面、メッシュの変形を中心としてい多くの用途で利用します。特別なことがない場合は変更することはありません。
Post Process
デフォルトで設定されているドメイン。メッシュの表面、メッシュの変形を中心としてい多くの用途で利用します。特別なことがない場合は変更することはありません。
User Interface
デフォルトで設定されているドメイン。メッシュの表面、メッシュの変形を中心としてい多くの用途で利用します。特別なことがない場合は変更することはありません。
ブレンドモードについて
Opaque
Translucent
Masked
Additive(加算)
Modulate(乗算)
シェーディングモデルについて
Default Lit
ライティングを利用する場合は「Default Lit」を選択

Unlit
ライティングの影響を受けないべた塗りの場合は「Unlit」を選択

まとめ
メインマテリアルノードは、UE5で物体の質感や光の反射を設定するための重要なノードです。ベースカラー、メタリック、ラフネス、エミッシブカラーなどの主要なパラメータを理解し、適切に設定することで、リアルで美しいビジュアルを実現できます。
UE5のマテリアルを使いこなすためには、これらの基本をしっかりと押さえておくことが不可欠です。これらのパラメータを使い分けて、あなたのプロジェクトに個性を持たせましょう。